読み終わったよ

僕の小規模な奇跡、読了。
まあ感想とかですが、ネタバレ注意。








登場人物に名前が無さすぎる。
入間独特の世界観において名前ってあんまり必要ないのかも知れないな、なんて。
だって名前でてるの、種島くんだけ。
トマトカボチャアセロラは名前じゃないもんね。

トマトがまさかハンサム丸だとは、なんてありきたりなこと書かないよ。

入間の群像劇はいいなあ、って実感。
色々考えて、結局ミスリードだったんだね。
8巻でも思った。

トマト妹がかわいすぎる
傘の件で禿げかけた。つるりん。病室も良かった。
ていうかまた病室かあ。
入間病室好きだね、ほんと！
病室＋バカップル→入間作品
あと入間、嘔吐と排泄好きだよね。
好きっていうか、最近の作品、病室の代わりのようにトイレネタあるよね。
いいんだけどね、好きだし。


さて、入間の作品って幸せを考えさせる。
幸せってなんだろう、そう問いかける訳じゃないのに。
幸せに溶けるようなまーちゃんは、私には不幸な子とは言い切れない。
××は不幸なのか？長瀬は？伏見は？
長瀬においては、8巻読んだ今、何も言えないけど。
入間作品はどこか閉塞感を感じる。
出口の無い、罪。
罪の意味すらも分からなくなる、閉じた世界。


みーまーをヤンデレグロ小説って割りきらないでほしい。
ヤンデレだしグロだけど、読み終わったときの気持ちの方が鬱になりそうで吐きそうだけど。
でもその先に、何か感じること、できるんだよ、って。