リトバス待ちで消化します。
~3つのお題で小説を書くバトン~
*ルール
三つのお題を用いて小説を作る事。
オリジナルでも版権でも、夢小説でも何でも良い。
書き終わったら、次に回す方を指名し、三つのお題を指定する。
※次の方に回す場合、事前に許可を貰って、相手がご迷惑でなければ回して下さい。
*虹色
*自転車
*おしゃれ
オリジナルで3本行きます、追記へ。
+虹色
「ゆーりは綺麗、だね」
「はぁ?」
私は、思わず背後の巨体に振り返る。
タクトはいつものようにニコニコしてて、悪気もなく言う。
「いや、ゆーりって綺麗だからさ」
「…何、なんかの影響とか?」
「んー、まぁ、そっかな」
「褒め言葉なら間に合ってます。て、いうか!あんたから聞くと寒い!」
列車から見える風景はまだ雨のままで。
外、寒いのかな、なんて考える。
通信機をかばんから探す。
「あ、でもゆーりの綺麗ってのはさ」
「んー?」
突然の話の続きに生返事をしながら探す。
あれ、どこいったんだろ。
「大人みたいなそういうことじゃなくて、ああーなんていうんだろっ」
「あのさ、ここでいきなり惚気ないでよ」
「あははは、そう見える?」
あ、発見した。
電量の残りはまだあった。
まだ、大丈夫なのか。
分かった、とタクトは続ける。
「きっとね、ゆーりはまだ失ってない」
「色々、落として。なくしてきたわよ」
「ううん、色」
「…色?」
手を止めて、後部座席を振り返る。
「オレとか、あの学習所にいるやつらは色がないんだよ、きっと」
自由に生きたいって願う私は、色がある。
いろんな表情全てが鮮やかで。
いきなり饒舌になったタクトに私は耳を傾けたままだった。
その傍ら通信機にはエラーが出ていたけど、無視。
3色だったあの日々と、
世界を知ったあの時と、
私は寝たふりをして、上着を頭までかぶった。
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+自転車
だから、ニンゲンなんか嫌いだった。
ニンゲンはあたしの大好きな人を奪った。
ニンゲンの都合で**くんが消えるべきならば、あたしも消えるべきなんだ。
そんなに**くんを溺愛する自分に笑えた。
ふらふらと、あたしは道路に躍り出る。
バカだな、そんなニンゲンに終わらせてもらおうと考えるなんて。
クルマはあたしを避けていった。
元々そんなに通らない道だったから次のクルマなんてこなかった。
あ、お腹すいた。
考えナシに、ゴミ置き場に歩く。
その途中に、飽きるまで通った河原をみた。
「どーしたの、ネコちゃん」
ぼーっとしてると、声をかけられた。
声に振り返ると、女の子だった。
学生、だろうか。
帰り道のようで自転車を止めて近寄ってきた。
また、こうなるのか。
結果、夕陽が落ちるまであたしは相手をした。
彼女の紅い自転車は片方のタイヤがパンクして、どうしようか迷ってる隙にあたしは逃げた。
**くんがいたころの楽しい日々を、戻したくて。
2つじゃないと、どうにもならないんだよ。
自転車のタイヤも、そしてあたしも
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+おしゃれ
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残念、疲れたので終了。
いつか気が向いたらやる予定。
中身おっさんな生物学上・女。
腐という形容詞がつく。
5月28日に関西に生まれる。
関西のどこかで学生やってます。
イラスト描いたり、アニメ見たり、演劇観るのが好き。
愛する弟がいる。
声優絶対音感保持。
でもなんか錆びてきてる。
下野紘さん溺愛中。
腐とか言ってますけど、×より+派です。
ほのぼの好き。
家主:藤宮 楓
うちのブログは(アン)リンクフリーです
ちなみに
⇔は相互、⇒は片想いサイトさまです
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