そんな感じで創作

追記に久しぶりにだらしないやつらぶちこんでみます。
オリジナルの放送部。
いつもながらこれ放送部じゃない、とか自分で突っ込んでるんですけど、放送部みたことないんですよ。

扉を開いて、まず溜息がついて出た。
「や、マコトちゃん」
「ぶちょー、いい加減ちゃんはやめてください！それで、なんでいるんですか」
「んー、べんきょ？」
別に答えも返さず、いつもの席に座る。
乱雑にかばんを置き、改めて気付く。
「今日、人いないんですね。部活ないんですか？」
「さー、さすがに知らないよ。ていうか、もう僕「部長」じゃないし。」
「定着しちゃったんですよー。それにぶちょーは「部長」じゃなく「ぶちょー」ですし。」
「何それ、…でマコトちゃ…マコトくん、もうちょっと寄りなよ。どうせ人いないんでしょ」
ぶちょーに手招きされる。
仕方ないので、ぶちょーのまん前、…は嫌だったので、向かい側僕の席よりに座った。
ぶちょーがそれに気付き小さく笑ったが、そっぽを向いておいた。
「ほー、正面は嫌ですか。」
「もし座ったらどうなるかを分かってしまったので。」
「どう分かって言うの」
「それはぶちょーのその脳みそにお任せしますよ」
「言うようになったね、マコトちゃん。春とは大違い。あのころはかわいかったなぁ。」
「ぶちょーこそ、もう語尾伸ばさないんですね。」
「まだあのころはミコトちゃんそっくりだったよね、双子って不思議。あ、ミコトちゃん元気？」
双子の運命、いや兄弟でもそうなのだろうが、大概に「兄弟は元気？」って皆聞くものだ。
嫌ほど顔をつき合わすやつなんて、
「もう会う気もないです」
「あらー、つめた」
あれから、1ヶ月。
ぶちょーや3年生の引退と共にミコトも、退部した。
僕を散々にして。
「未だにタケさん一筋なんだ？」
タケさんってのはボクの先輩。2年生ながらぶちょーさえも「さん」付けという人。
現在の部長さんである。
「まー、そうですね、でもボクには干渉しないようになりました。」
「それってどうなの、双子でしょ？家一緒でしょ？」
「まー、部活の話題はしませんねー。」



ここで一区切りつけてみる。
意外と面白いコンビニなったな。