どうでもいいこと、重ね重ね

どうも、楓ですー


■学校の修養行事が
明日から３日あります。
寺に泊まって修養行事。つまり、修行ごっこ。
でも相当寒いし、喋っちゃいけないし、正座しんどいしえとせとら！
お、女の子の日来ちゃったんだけど…
まぁ、なんとかなるはずさ。

■最近
演劇にまた、戻れる
成績とかじゃなくて精神的にね。
演劇のこと考えるのがたのしい。しあわせ
でも今年は相当に忙しいので、ほどほどにがんばります！
ことしの目標は、３８度以上の熱出さないこと！
病弱キャラ脱却を試みます

■追記に
オリジのやおいもどき投下
数とワタルくんです。
簡略に説明するなら、いとこで仕事の上司部下。
まあ、自己満ですよなー

であであ

玄関のチャイムがせわしなく俺を呼ぶものだから、慌てて扉を開けた。
なのにそこには、
「じゃぁーん」
「…う、うん」自称イケメンが特大抱き枕を抱いて立っていた。

「えー何その反応」
いくらイケメンだろうが、いとこが(しかも７つも上の男の人が)ピンクのクマの抱き枕を抱えている図はなんというかシュールすぎるだろう。
「や、やー、ありがたいっすけど。え、ていうか」もしかして俺のために、とか？
実際、そのクマは俺が好きなキャラクターで！
抱き枕はちょっと恥ずかしいけど、数さんなりのプレゼントなのかなぁって思う。
彼は俺の横を通り抜けて、一直線にリビングに直行した。
「それにしても、あっつー」
「そうですか」クマと俺は結ばれるべきだね、ほんと！
「あっつー」
「…」
無視して、俺はソファに座りなおした。
「ねぇ、和歌ちゃん、あ・つ・い」
「俺がクーラー嫌いなの知ってんでしょ」
「23℃ね」
「やです、26℃以下とか無理です」
今だって、カーディガン着用。クーラーはなんか無理なのである。
「女の子みたいだよね、ワタルくんは」
わかちゃんわかちゃんと繰り返しながら数さんは洗面所に消えた。

「て、いうか！これ」
「ふっふーん、買ってきたけど何か」
扇風機の前に陣取る25歳。あ、タオルで汗ぬぐうのって少しエロいかも。
そういえば、「あの、数さん包装とか」
「俺、エコロジストだからね」「は？」
「買い物はエコバックでしょ」「行くのは俺ですー」
「ペットボトルとか、乾電池とか」「持って行くのも俺です」
「そうそうクーラーだよ」にやにやしてる数さん。だからきっぱりと返してやる。
「冷房23℃で暖房28℃とかありえません」
「温室育ちなの」
俺からクマをひったくり、彼は再び扇風機の前に移動した。
「伯母さんにいいつけてやりますよ」
じゃなくて、！「数さん、もしかして…俺のために」「違うよ」
「…は？、だって」
「違うんだよ、僕の」
あ、数さんの得意な笑顔、だ。
「確かに僕は、クマの抱き枕抱いて寝るような趣味ないけど」
いやな顔。にやにやしやがって。
ていうか、恥ずかしいやつじゃないか、俺。むかつくんだけど。
「ワタルくんみたいに、そんなこと出来ないよ僕ー。あ、ワタルくんはいーんだよ、かわいいから」
「俺がいつもやってるみたいにいわないで下さい」
「そうだね、そこは悪かった。でもほしーんでしょ？」
「…どっちでもいいです」
「じゃあ、あーげない」
彼はそういってピンクのクマに抱きついた。


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ワタルくんに嫉妬してもらいがために抱き枕をNOT包装で持ち帰る25歳男性。