腐乱した残骸 埋もれるあたし

んもー疲れてる楓です。


クラブで嫌われ役買ってます。
でもな、誰かがやらなきゃいけないんだぜ。
4時半には基礎やるだろ、最低5時には舞台練習やるだろ。
部室にたまられちゃもう、なぁ。
しかもうちの学年は見てみぬふりする人多すぎ…。
なんなんだろう、もう。
嫌われたくないのは、私だってそう。
注意ばっかする先輩より、雑談してくれる先輩のが好きですか。
じゃあ、勝手にしといてください。そんな人、いらないんです。
話したいんならしてもらっていいよ、でも知らないよわたし。
もー、しらなーい、あーあーきこえなーいすてきせかいこんにちは。
とりあえず何がいいたいかって言うと、疲れた。

気がつく人が苦しむなんて、おかしい世界だとは思いますよ。

そして、厨の子。
お願いだから、電車内で単語出さないで。
部室とかでも構ってチャンみえみえ。
そんな大きい声で話さないでよ。
これだから、もう…はぁ。
ほとんど初日にいきなりメアド教えられて(向こうが勝手に)メールしたら話は聞かないし、自分語りばっかだし、自己中心的で、構ってチャンで、メールにサイトとか画像添付して、「感想聞かしてください」ですってよ。
もー、たーすーけーてー。何、スルー検定中なの、私いつの間にそんなの入れられたの。本当に。


ようやく吐き出せた。
すっきり。
まだ全然吐ききれてないけど。


ではでは。
とりあえず突発に電波受信したので書いてから。

「ただいま」
「あぁぁあああーっ！お帰り、もう心配したんだって、あー！もうホント、帰ってきたぁっ良かったあ」
玄関をあけきるまで、その間に繰り広げられた会話抜粋。
靴も脱がずに立ち尽くす私に抱きつく片割れ。
あ、チューしなくちゃ。
そういえばそんな誓いも立てたような立てなかったような。
「どーしたの、何かあったの？」
愛しい片割れは少し体を離れ少し高い目線から私に問う。
あ、段差に決まってる。びびちゃんがそんな身長高いとかありえないし。
第一私たちは、同一体だったし。平たく言えば一卵性双生児。
「だいじょぶ、だいじょぶ」靴を脱ごうと動くと、即座に動いてくれる片割れ。
気遣いがあるいい片割れなのです、えっへん。
じゃ、なくて。そうそうそんなことじゃないんですよ。
なんと勝手に監禁されました、2時間ほどっ！
「だって、もう6時過ぎてるじゃない。いつものふぃおちゃんは、ほら！4時には帰ってくるもの」
びびちゃんが振り返る。エプロンのリボンがゆれる。
「ごめん、心配、かけたね」
「もー心配して、思わずご飯作りすぎたよー」
言葉と行動がつくづく合わないな、そこが可愛いんですけど。
家にあがって自分の部屋を目指しつつ、ご飯、何ーとか聞いてみたり。