今日は何しようかな

追記に、ひぐらしでクリスマスSS。
物凄い突発的に書きたくなった。
相変わらず、落ちがつかない…orz
文章力ないなー。
登場人物多いのも、楽しかった。
ほら、普段BL書きだから（笑
だから、その分、みんなに焦点合わせられないけど。
大体は脳内補充で！
あ、かなりネタバレしてます。
だって、舞台がまず58年12月だからねー。
てか、羽入…（苦笑
消えた設定が一番納得なんだもん！


「こころむすび」収録の茶太さんの「祭囃子が聞こえる」
を作業BGMに書いてます。
今度、メイト行く機会があったら、「こころむすび」買うよ、絶対。
ついでに、アニセンCDも（←

「祭囃子が聞こえる」は凄く神曲。
6月を越えた梨花のイメージソング。
凄く、幸せそうな梨花が浮かぶんです。



ではでは。

「明日は、クリスマスだねぇー！！」
登校するなり、叫ぶ魅音。
教室には、私や沙都子、悟史、下級生達。
そして、登校してきた魅音、詩音、圭一、レナ。
明日からは冬休みで今日は終業式。
終業式なので、授業もなく、皆先生がくるまで話し込んでいる。
「そうでしてよ。明日は、皆様方プレゼントを用意してくださいませっ！
プレゼント交換ですわー！！」
「…ゼッテー沙都子のには当たりたくないな。」
「ふふふ、レナは、圭一くんのがいいな。いいな！」
「悟史くぅーん。私にもくれますよね。プレゼント！」
「むぅ…。ちゃんと、プレゼントは用意してるよ。…でも、みんなでの交換だよ？」
各々がクリスマスだのプレゼントだの騒ぎ始める。
…そう。
私たちは、『あの夏』を越えた。
今は、初めて経験する、昭和58年12月24日。
去年とは違う。
圭一がいて、悟史がいて、詩音もいて、みんながいて。
こんな世界…凄く好すぎる。
それこそが、最高のプレゼントだとさえ想う。
今や、季節も冬。
特にこの地方は雪の積雪量も特に多く、冬の冷え込みは半端ない。
この日も、雪、の日だった。
朝の身支度時に聞こえてきた、天気予報は明日も雪だと言っていた。
去年までは、クリスマスは晴れ、と決まっていたものだったのに。
嗚呼、なんて嬉しいんだろう。
ホワイトクリスマス、ってだけじゃない。
幾千回の繰り返しにはなかった、この高揚感。
倦怠感ばかりの日々じゃない。
毎日に『初めて』が溢れてて。
ほら、今日だって、沙都子と悟史との登校の時に一緒に雪だるまを作ったじゃない。
昨日は、楽しい鍋パーティだったし。
此れまでの世界で、気まぐれで起こった出来事とはまた違う嬉しさがこみ上げる。

「何してるんですの？梨花？」
「え…あ。なんでもないのです。その、明日は何をしようか、考えていたのですよ。にぱー。」
「そうそう。圭ちゃんには是非とも、ミニスカートのサンタさんをだね「やらねぇよっ！！！」
「くすくす…お姉。そんなんじゃ、圭ちゃんに嫌われちゃいますよぉ？」
「う、うるさい！詩音は黙っててーー！！」
「魅ぃちゃん、真っ赤になっちゃった。かぁいいよぉー！！はぅ～～☆」
「レナ、鼻血出てるぞ…。」
「ははは…。にぎやかなのは、久しぶりだよ…」
「今年はにーにーも一緒ですものね！」

楽しい会話の最中、私だけに向けられた声が聞こえてきた。
いや、それは寧ろ私にしか聞こえないのだが。
「梨花。僕は、昔信じることを、諦めた。あなたは、ずっとそれを諦めなかった。
そうして、得た未来は輝いています。」
「…羽入。今更、何を言おうとしているの？」
突然、発せられた、私にしか見えないそれは、なにやらもう分かりきったことを言い出して。
仮にも、この土地の神様のくせして。
「あぅあぅあぅ…。だから、」
「私は、もうこの未来に諦めるなんて行動はしない。
たとえ、あの6月よりもつらいことがあったとしても。
だから、あんたも、そこで黙って見ときなさいっ！」
「梨花…。」
泣きそうなのか俯く羽入。
もう、私はくじけたりなんてしないと誓ったのだから。
「ならば梨花っ！」
一気に顔を上げる羽入。
目が突然合い、びっくりするのもつかの間。
この、『バカ』の放つ言葉は、いつもろくなことがないということを思い出す羽目になる。

「明日は、僕へのプレゼントとして、シュークリームを100個食べてくださいっ」



「誰が、あんたのために食うのよっ！！寧ろ、ワインとキムチを暴食するわよ！！」




Fin


「梨ぃ花ぁー？梨花ってば、そんなにシュークリームが好きですの？」
「にぱー。大嫌いなのですよ。キムチ入りシューは大好きなのです。」
「り、梨花ちゃん…それは圭ちゃんでも食べないよ。」



++++++
何がしたかったんだろうね☆（黙
取り敢えず、見てくださった方に感謝。